青木ぬかり

 語り部の言葉を綴るという形式に則って記された、さながら近未来の「死海文書」のような作品です。  著者さまの作品説明とは異なりますが、本作に描かれている「種族」間の関係性は非常にリアル……。  スケールをひとつ小さくして読み取れば、現代社会における国家間の軋轢をつぶさに著しているように思われます。  まだ未完ですが、これはもしかしたら未完であることに意義がある作品なのかもしれません。  あえて難解な手法を採りながら、文脈に矛盾なく綴り続ける著者さまの情熱に脱帽です。  本作の口語訳版……それもあえて「現代若者風」で記したものを掲載すれば、その落差が生むコントラストが非常に面白いのではないか……。  そんな想像をしてしまいました。
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コメントありがとうございます。 ご指摘のおかげで、新しい作品をアップすることができました。 口語版については、日常生活的な描写に自信がなかったのですが、私も息抜き的な面白短編ぐらいは書きたいな、と考えておりました。 本当に有難うございました。、
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 おお……そうれすか!(^ω^)/  今はイベント参加作を読むのが優先ですが、いつか拝読にいきたいです。  もし短編なら、私のイベントに再投入もご検討くらはい。

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