Yusuke

もし人生の大切な決断の前に記憶喪失になったとしたら、どうなるだろうと自分ごとのように考えてしまいました。そして良く考えると、結局殊姫が賢人を選んだことも凄く納得出来るような気がします。 少し大袈裟かも知れませんが、大事な決断の前に自分の人生を振り返ることは、記憶喪失の殊姫が自分の記憶を取り戻す過程に似ていて、自分が自分でなくなってしまうような感じがします。多かれ少なかれ、人生の決断に悩む時は記憶喪失のような状態になっているのかも知れません。だから、もし殊姫が記憶喪失になっていなかったとしても、結局は賢人を選んだのではないかと勝手に想像しています。 凄く考えさせられるストーリーで、とても面白く読ませて頂きました。
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有難うございます。 深く読んで下さったのが分かり、とても嬉しいです。

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