OKKUN

 一人歩きの、それもヨチヨチ歩きの子どもさん。  声をかけるや否や。  語り手さん(あえて書き手さんではなく)の想いが伝わります。  不審がられぬか。  時節柄、時節柄。  それでもなお、子どもさんに声をかけた語り手さんに、子どもさんは『神を見た』のか。  誰もが心配しつつ、いやそれさえもせず声もかけずの状況に、一昔前なら当然の『声かけ』をした語り手さんが神にみえたのかもしれません。  作者さんの意図とは別のところにあるやもしれませんが、わしはこの作品に、優しさと今の世の問題点を感じとりました。  良作に出会えたことに感謝です。   おやぢ。  
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