あーる

高校生。大人と子供の狭間。 子供は「ずっと……」を疑わない。でも、大人になると垣間見えてくる「ずっと……」は絶対じゃないってこと。 そんな中で気づく気持ち。幼なじみでずっと一緒にいたからこそ積もっていた想い。気づかなかった想い。 一通のラブレターをきっかけに、その想いが二人の間で動き出す。 冒頭のキスの意味。幼馴染の立ち位置。学校のどこかザワザワ浮つきながらも澄んだ空気感。廊下。告白。 そして、二人の視界と合わさる唇に、最後のセリフ…… お話の中のJK(←おばはん臭w)と一緒にきゃーーーーっと叫びたくなりましたw 戸惑いながらきっとどこか安堵して、抗議を口にしながら真っ赤になって照れているだろう、その後の佳人君を想像して、もう、キュンがとまりせんでした(≧∇≦) あの頃を経験して知っている大人だからこそわかる、淡い季節。青春ていいよなぁ、って思える素敵なお話です。
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追伸。 やっぱり、匠真君の作戦なかなぁ。 私のファーストインスピレーションは↑でした(笑) でも、読み返すとまた違う気持ちも生まれてくるんですよね。 まろさんのお話は、読み返す度にコロコロと表情を変える気がします。読者の受け取り方しだい……それがまた心地よくてハマります。って、私の勝手な楽しみ方です(笑)
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