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古物時計店の『時ほぐし』 ~月に降りた腕時計~
青星明良
2018/6/3 4:59
ドジでのろまなダメダメのヒロイン・時花がニートを脱するべく就職したのは、時任刻という人物が経営する古物時計店『時ほぐし』。 爽やかな笑顔がイケメンすぎる時任刻と出会い、時花は少しずつ彼に魅かれていき……と思ったら、すぐに恋に落ちてるやん!!(笑) ドン臭いけれど恋に落ちるのは早い、ポンコツちょろいん最高です(*^^*) 思い返せば、作者様の描く歴代ヒロインは多くがキャラクターの味つけがいい意味で濃く、その濃厚なキャラクター性が彼女たちの魅力、萌えポイント、そして、物語を動かす大きな要素となってきました。 今回、時花ちゃんの「ドジっ子」という要素が物語でどんな役割を果たすのだろうと注目していましたが……なるほど。そう来ましたか。何の役にも立たなそうなドジっ子属性も、工夫次第では物語のカギになれるのだなと感心してしまいました。 どういうふうにドジっ子属性が活かされたのかは、ぜひ読んで確認してみてください。 それにしても、刻さんが少女マンガに出てきそうなぐらい笑顔が爽やかなイケメン……。これは女性読者の人気が出そうですね(もちろん、ただのイケメンではなさそうだけど)。 庇護欲をそそられるヒロインと甘いマスクのイケメンの組み合わせは最強やで!!! 推理パートも、謎を解きながら時計にまつわる知識や歴史を学ぶことができて、知的好奇心がくすぐられます。作者の織田さんの下調べの周到さはいつもながら徹底していますね。 今後、シリーズ化してお話が続くようなので、とても楽しみです。人気シリーズになって欲しい作品です。 ……あと、お洋服を前後ろ反対に着ちゃう時花ちゃんのお世話を私にさせ……え? ダメ? なんでだよぉ~!!(>_<)
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織田崇滉
2018/6/3 13:43
ありがとうございます! いつも作品の意図を正確に汲んでいただけるレビューばかりで、頭が上がりません。 初の日常ミステリーを書いたので試行錯誤の連続でしたが、おかげかまで書ききれました。 四部作で10万字前後で一区切りする予定です。日常の謎は今ブームで、ライト文芸のコンテストも開催されているので、応募したいと思っています!
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