ページをめくり、同じように「なんてこった……」と呟いて。 庄右衛門の人柄故か、そこに関わるさまざまな人間模様が深く心に彩られていくようでした。 たとえそれが、子のためを思う優しい嘘であったとしても―― まことの父のことを嘘事のようにしたい、だからこそ最後まで。 それぞれの、一途な子への思いが胸を打ちます。 庄右衛門と弥之介の間に流れる時間がなんともたまらない、 くしゃりくしゃり、と頭を撫でてやりたくなるような愛おしさと、凜として過ごそうと心に決めたくなる良い物語でした。 ありがとうございます。
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お読み頂きありがとうございます! この二人、実はわりとお気に入りなものですから、そのように言って頂けますと大変嬉しいです♪ 素敵なレビューをありがとうございました☆
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