髪結いと花魁。 決して許されない恋はやめときなと諭す花魁に、それでもあんたと逃げたいのさ、逃げおおせた奴だっている、と。髪結いは恋の思いのまま共に逃げようと迫るけれど、末路を案じ、別れを選ぶ。宥恕出来ぬ恋は雨と共に流れていく。 雨に濡れちゃあ冷たいなあ、風邪引くなあ、と最後の様子を読みながら、分かっちゃいる、だけどどうしようもなかった歯がゆさと悔しさと恋苦しさに、心が占められます。 雨と心模様が印象に残る、良い物語でした。
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(゜ロ゜)ありがとうございます! もしかしたら追いかけたかったかもしれませんね 遊女は恋しちゃダメだよなぁと毎回思います 成就することなんてほぼないのですから…… でも、勝手に落ちるのが恋なんだよねぇなんて、しみじみと思ってしまいました レビューありがとうございました(*´∇`*)
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