青木ぬかり

 繊細さ、不器用さ……そんな若い心理を緻密に描いた秀作です。  本作における気骨ある綴り方、ある意味硬い文体は、物語のテーマに合わせたものなのでしょうか。  人というのは様々……それをダイレクトにぶつけ合える清々しさは、やはり若者を描いた物語の醍醐味ですよね。  爽やかな読後感とともに、私自身の学生時代を振り返りました。  ありがとうございました。
1件

この投稿に対するコメントはありません