本作品、作者さまが仰る『胸糞悪い』は、読む人によって違う登場人物に向けられるような気がします。 それほどに、様々な捉え方がある。 おそらく、誰もが自分の中の正義を前面に押し出した形になっている。 この問題は現代だからこそ、より多種多様。 昔はその術がなく、誕生してからの間引きも普通にありましたし、もっと古くは…… 命の尊さを見つめられる今だからこそ、こういう問題提起は必要です。作家として作者さまがこの作品を生み出した事に心からの敬意を。 胸糞悪いというより、やり切れない……かなぁ、私が感じたものは。 二宮さんの事情はお気の毒としか思えないけれど。 何が、誰が、善? それとも悪? どんな事情があろうとも……とは私は言えない。ましてや誰が当事者か、どんな事情かわからないのに切り捨てることも擁護も出来ません。 知り得たとしても、判断し辛いな… 久しぶりに小説を読んで、自分のモラルや善悪に今向き合っています。
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満月 兎の助さんへ お早うございます。 レビューを有り難うございます。 m(__)m ニュースで堕胎の事が出ていたのが書いた切っ掛けですね。 この問題には悩みます。 だから答えにこれと言えるものはなく、自分の中にある様々な考えが入っています。 深く考えて頂き嬉しいです。

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