あーる

美人さんで学生時代から注目の的(男子からw)。それを拒み続けてきた、高校教師の知己。見た目と違い、男気があり強気。だけど好意を持っている女性には奥手な彼。 そんな彼に学生の時からずっと想いを寄せていた、二年後輩の教育委員会の将之。 生活水準も性格も全く噛み合わない二人。 けれど、知己の勤める学校に将之が視察に訪れたことから二人の関係が急展開していきます。 しかも。将之は自分の想いを確実に伝えるために、普通なら有り得ない、立場を利用した強引な方法でせまる、攻めるw 知己はノーマルな恋愛を望んでる。 でも、手段選ばずの強引な将之のストレートな気持ちに絆され、憎からずな気持ちを徐々に抱いていってしまう。そんな知己の気持ちの動きが、強引且つ理不尽な始まりと行為の数々なのに、何故か納得できてしまう。それは、たぶん二人のやり取りが起因するのだと思いました。 二人の掛け合いがとにかく面白い。飄々としたたかなツッコミと強気で翻弄されまくりボケの漫才のよう……いや、確信犯ボケと論破されちゃう強気ツッコミの。かなww その様子にニヤニヤしたり、ぷぷっと吹き出したりしてしまいます。 そして、時々出る強気な知己の弱気とデレ。 将之が発揮する年下ならではの甘えとおねだり(計算ありw)。そして先輩大好きという強い想いからの数々の愛のある変態行為ww もう悶えます(笑) なかなか素直になれない知己(天然要素アリw)が、将之の強引で甘い駆け引きに翻弄されながら自分の想いを自覚していく。 その過程がもどかしく微笑ましく思えます。なんだかんだとかなりお似合いな二人ですよね(o´艸`) 最後の甘ーい命令には、読者も必ずハッピーな気持ちになれるはず! クセのある生徒の門脇君、親友の家永との絡みもスパイスに。これからの二人も気になる、明るく楽しい、読み手も幸せな気持ちになれるお話でした(*´∀`)
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