いやぁ、大変完成度が高くシュールさも感じる作品ですね! 死を考え、断崖に訪れた男女。 死を考えるに至るにはよっぽどの事情が有ったのでしょう。 熟慮の上の選択だったはずです。 しかし、その思いに揺らぎと躊躇を与えたのは、醜く歪んだ姿となった『先客』の遺体だった訳です… と、思いきや!何と!その遺体の正体は! いやぁ、まんまとヤラれました! 月明りのみの薄暗い断崖がオチの伏線になっていたとは! 自然破壊の象徴ともいうべきゴミの集合体が二人の死を思い止まらせるとは何と言う皮肉なのでしょうか! この後、二人が 『死ぬ気になれば何でもできる!』と生きる道を選ぶ事を願って止みません! 大変秀逸で優れた作品をご拝読させて頂き、本当にありがとうございました!!
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「さたなきあ」です。 拙作に、丁寧なコメントを頂戴し、恐縮であります。 にいだ様の、鋭いご感性に基づくご指摘。…まことに作者として、励みになります。  ありがとうございました…。

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