九日一

『ミカタ屋』を読んでくれている皆さんへ。 長らく連載を止めてしまっていて申し訳ありませんでした。  筆が止まってしまった原因は、新生活の忙しさもありますが、一番はましろの落ち着くべき場所を見つけかねていたことです。  下手に精神を成熟させてしまうとましろの今後の成長の道がなくなってしまいますし、未熟なままだとましろが身勝手に見えすぎてしまう。 答えがなかなか出ませんでしたが、結局、今の私にできる範囲のましろの成長を描くことにしました。 現在公開を始めたものを含めてあと3話。 読み苦しい部分もあると思いますが、お付き合いいただけると幸いです。 そして、ここまで待ってくださった皆さんには、今一度感謝の言葉を伝えたいと思います。 ありがとうございました。
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