まつり

普通に未来のくっついた話です 小ネタその5 徹夜3日目。さすがの千鶴も疲労の色を濃くしていた夜中の1時。 「ちーちゃん、これココア」 「うーん、ありがと。コーヒーじゃないんだ?」 「ん、もうココア飲んで寝なきゃダメだよ」 「もうちょっとだけ。あとこれだけやったら寝る」 「…昨日もそう言って寝てないよね」 「仮眠はしたよ」 「体が資本。無理は禁止」 「…俺の言葉だね。分かった、あとこれだけメール送信したら寝る」 「ん、それに…ベッド広いから寂しい…んだよ」 適温になっていたココアをぐっと煽った千鶴はパソコンの電源を落とすと葵を抱きしめる 「ごめん、一緒に寝よう」 「うん、俺も眠い…って。おい。なんか当たってますけど」 「うん、ごめん、ちょっとだけ、ほんとちょっとだけ」 「なッ、ダメに決まって、ちょ、脱がすな!」 「これだけ、これだけちょっと食べたら寝るから」 「食べない! 寝るの! あ、ちょ…ッ」 いろんな意味で葵は安眠薬。
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