青木ぬかり

 人は己の日常を壊すほどの行いをしたとき、どのような心理状態になり、どのような行動をとるでしょうか。  いくら想像してもそれは思惑の外……。  そのときもう「非日常」なのですから。  本当にその状況になるまで判りません。  既に壊れている「こころ」はやはり救いを求め、むしろ冷静にそこに向けてその人の身体を動かすのだと思います。  とる行動こそ人それぞれですが、本作が示す一例は極めてリアルです。  まるでそれを目の当たりにしたことがあるかのように……。  淡々と綴られているものの、背筋が凍るほどの迫力を秘めている作品……私はそう感じました。  感服です。
1件・1件
こんにちは。☀ またまた素敵なレビューをありがとうございます。😃 この短編も妄想小説コンテストに応募するために勢いで書いた作品です。 ちなみに幼稚園の頃先生に叱られてトイレに閉じこめられたと言う下りは実体験です。😉
2件

/1ページ

1件