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閃光色はすべてを貫いて
尾瀬月都
2018/6/29 21:09
子猫さんの純文学がとても好きです。 あちこちに散りばめられたディティールのきめ細やかさ、そして響き合い。 たしかな文体に裏打ちされて、安心してゆったりとした気持ちで読むことができます。 小鈴という少女と、ドストエフスキーの「罪と罰」とを中心として話は進みます。 小鈴は先天性緑内障を患っているのですが、不思議と悲しさを感じるのは姉の蘭のほう。 小鈴には頼る人がいて、蘭にはいないからでしょうか? 蘭のさみしさをそっと隠しつつ、作者の奏でる叙情的な雰囲気に、悲しさよりも暖かさが先にきます。 でも、それはやはり悲しさを内包した暖かさ。 小鈴、蘭、雲雀の三角関係が、今後どのように展開していくか楽しみでなりません!
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ミスターコネコ
2018/6/29 23:50
コメントありがとうございます! そこまで褒めて頂いて大変恐縮です。ストーリー自体の展開の豪快さよりも、尾瀬さんのおっしゃったように、生活の細部に重点を置いております。まさかそこまで読んでおられる方がいるとは思いませんでした!とても嬉しいです。 尾瀬さんの作品にもしおりを付けて読んでいる最中ですので、またこちらからもコメント致します!
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尾瀬月都
2018/6/30 6:48
なかなかエブリスタの中では評価されにくい作品かもしれませんが、私はすごく楽しみにしています! あと、お名前を変えられたのですね。 これからもよろしくお願いいたします(笑)
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