【コメント】

蒼い。

ひいおばあさんの過去がひ孫に語るひとときを描いたお話でした。孫と祖母（祖父）や今回のように曾祖母（曾祖父）とひ孫、という構図。それだけでもう興味惹かれる人っていうのは多いと思います。私もその一人です。方言を使用することにより、作品をますます彩ってくれています。私自身方言を作品にも登場させます。人によっては苦手という方もいるでしょう。しかし使用する言葉というのは、登場人物のアイデンティティでもあるのです。だからこの作品においても、方言が非常に強みになっていると思います。今回のテーマ「今も忘れない」。これが非常にエッジがきいていました。ひいおばあさんの言い回し、うんうん、そうだよね。と首肯しまくり。素敵な作品でした。

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