赤羽道夫

テーマ上、主人公は死ぬのだな、と思いながら読んでいると、この展開なら間違いなく、この男に殺されると予想していたら、まさか、そういうエンディングを迎えるとはびっくりでした。 鬱病を煩い、精神的に不安定な主人公は、男の罠にあっさりはまってしまう。 監禁され、追い詰められていくところは、ハラハラしました。 最後、どんな殺され方をしたのか、書かれていないところが、また恐怖が増します。 ただ、僕なら、ロボットにすごく興味があるので、もっとセクサロイドに関する描写を多くします。二人の行為を見つめるセクサロイドの視線とか、そういう伏線を張ってないと、ラストが唐突な感じになるからです。セクサロイドが人間を殺せる性能があるのも、どこかで匂わせておきます。男がセクサロイドとどんなプレーをするか、細かく語るのもいいかも。
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