狂気に陥った主人公――物語が進むにつれて、その狂気は禍々しく悪化していくのに。 後半になれば、とあるきっかけでそれは泡沫のように消え失せた。 それがただ『自分の気持ちに気が付きたくない』が為の自己防衛であると理解して。 それで終われば、まだ良かったのに…… 『考えることは皆同じ』――と言う言葉があるように。 その『考え』を持っていたのは何も――『自分だけ』ではなかったのだと。 分かってから気づくだなんて、何とも悲しい結末ですね。
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素敵なレビュー、ありがとうございます!かっこいいレビューをいただけて嬉しいと同時に、そのセンスが羨ましくなりました。笑
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いえいえ。 私なぞ、未だに中二病が治っていない痛い人間です(笑) たまに黒歴史を思い出して、絶望しているのが日常ですので。 いや……でも、その『黒歴史を発掘する』イコール『妄想力が上がる』と言う方程式が出来上がるのでは……ッ?
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