藤燈 夜夏

神さまが この地球上のすべての技藝について把握されていて 彼を手元に置いておきたいと思ったのだとしても あるいはその才能に嫉妬したのだとしても あまりにも あまりにもむごいやり方で 彼を連れていってしまった あれから2日ほどが経った 世界の其処彼処から発せられている 悲痛な叫びを垣間見ては まだ実感もなく過ごしている 神さまが本当にいるのかどうかなんて知らない 普段そのことを考えることも殆ど無いし そもそも、神さまというものは TPOおよび私個人の勝手な都合で 現れたり消えたりしているけど いまは、神さまが憎い 今年の夏、それ自体は 単品ではとても素晴らしい でもこの7月は、 もはや死のにおいしかしない R.I.P
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深夜に書いたので間違えてしまった。 文末の「R.I.P」の最後に、 点(ピリオド)をつけ忘れてしまっていた。 てんが足りない てんが無いのは 間違いなんだよ……。

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