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「傾国の華」~白き柔肌は紅《くれない》に燃ゆる~
みるく♪
2018/7/23 11:50
感想を失礼します。 R18指定作品。年齢以下の 皆さんには、残念ですが非公開です。 が、女性の皆さんには、年齢が達したら ぜひ、読んでほしい作品です。 物語は、恋愛ストーリーのみならず、当時の宮中と、貧しい庶民の暮らしも、わかりやすく紹介されています。 また、日本文化の優れたところも、たっぷり紹介されています。 その中で、私は特に、宮中の姫様たちのことを、書きたいと思います。 時は平安時代。昔むかしの物語です。 宮中の姫様たちは、美しく着飾り、優雅に暮らしているようです。 が、じつは、毎日が 戦争なんですね。 学校の勉強でいうと、国語、美術、音楽が 必修教科でしょうか。 真剣に勉強して、常に、ほかの姫様がたと、戦わなきゃいけないのです。 仲良しの友達など できる望みはありませんし、いつも、孤独です。 みんながみんな、お互いに、にっくき敵なんですから。 戦う目的は、ただひとつ。 御門《みかど》とエッチすること。 たったそれだけです! なぜなら、御門とエッチできないと、実家の暮らしが立ち行きません。姫様自身も、どんどん年老いて、むなしい生涯を終えることになります。 姫様たちは、恋愛禁止。御門としか、恋愛しちゃいけないんです。 (´・д・`)めちゃくちゃおかしな決まりだと思います! もっとも、御門は、何人でも 妻を持てたようですが、 それにしても、御門はひとり。からだはひとつ。 100人か200人か…こんな大勢の姫様と、まともに付き合えるはずないです。 そんな時代。 物語の御門は、たったひとりの姫様と、本気の恋愛をします。 また、宮中の 大勢の姫様たちには、自由恋愛の機会を作ってあげます。 宮中には 大勢の独身男性がいますからね。 すると、互いに敵でしかなかった 姫様たちは、友達になりました。 争う理由が消えたからです。 自由に恋愛して、好きな人と結婚できる世の中。 現代では、当たり前のことですけどね。 また、結婚についても。 女の子は、どんな男性と恋をして、結婚したいでしょうか? 結婚は、日々の生活が大きな要。誰しも、愛情に満ちた家庭をつくりたいと思います。 晩年、「出会えてよかったね。いっしょに生きた年月、本当に幸せだったよ」 と、感謝しあえる夫婦でありたいものです。 御門と 姫さまは、そんな夫婦になりました。
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大和撫子
2018/7/23 15:38
みるくさん、ご感想を有難うございます。とても読み込んで頂いて 嬉しい限りです。頑張って資料を漁った甲斐がありました。 ジーンときました。より精進して参ります。 一緒に作品作り、楽しみましょうね。有難うございました!!!
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みるく♪