栗印 緑

こんばんは。ワクワクしながら拝読しました。 楽しそうに人肉料理を提供するオーナー自身が真っ先に狂っているのに、ゴキゲンに設備を改修していくさまはいっそコミカルですらあり、古今東西のカニバリズム情報を滔々と語る様子も読み応えがありました。 欲を言えば、料理だけでなく人肉にもシズル感がある描写が欲しかったな、とか、捌かれながらも「これはいい料理になるぞ!」と自らの肉を値踏みしてしまうオーナーなんかも見たかったな、などと思いましたが、これは完全に私の趣味ですので、どうぞお聞き流しください。 惜しむらくは、作品紹介が完全なあらすじになっていて、読む前にせっかくのオチがわかってしまったことですね。それでも楽しく読めましたし、苦手な方に注意喚起するという意味ではアリ、という気もしますが。 楽しい読書時間を、ありがとうございました!

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