フクロウ

ブラック企業の問題は、「働くとはどういうことなのか?」をも問いかけているように思います。 田中一郎くんは、努力し選ばれた人間だと思っていますが、実際には会社に囚われた飼い犬に成り下がっていました。果たしてそれは自分の人生だったのか……。 最後の経営者の会話はなかなかにエグいまさに「ブラック」なもので、問題の焦点を突いているな~と思いました。彼らにとっては雇った人間は機械などと一緒のもうけを生むための道具になってしまうのかもしれないですね。 短いながら鋭い視点と筆致でいろいろと考えさせられる作品でした。 ありがとうございます(^-^)
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