JB、たった今一気に読み終えました! いつも応援してくれるhideさんはどんな作品を書くのだろう?と書き専の僕が読み始めた。 hideさんは僕と同じ映画、特に洋画好きの人。読み始めて直ぐにhideさんワールドに取り込まれた。それは航空機のシーン。まさにこれまで観て来た様々な映画の知識がうなりを上げて独自の発想を生み出していた。「そう来たか!」と思った。特に事故後の不気味なあのシーン。たまたま同時期に書いていた僕のカタストロフⅢが飛行機事故のシーンから始まるのも何かの縁だなぁと感じた。 ホラーというジャンルで進められたこのJB。僕もそのつもりで読んでいた。ところがそこに刑事もの要素が巧みに組み込まれているミステリー進行が始まり、対照的なヒロインの存在。と思っているところにアクションが始まる。その描写も細かい。手を抜かない拘りが伝わる。そこに読者は噛り付くだろう。 そして怒涛の後半は僕の想像を超えて来た。地球外生物たちに対して第3者的な表現で扱うと思われていたが、彼らとのコミュニケーションを放り込んで来たのだった。これにより物語はホラーと言う枠を超えた。その彼らにもそれぞれの個性と使命が存在していたのだ。読者は次第にその状況に慣れてくる。そして共に邪悪な存在に立ち向かう無謀な闘いに挑むのである。ではどうやって?そこに様々な創作したルールが存在した。これはユニークで独創的な発想だった。様々な映画、書物に触れて来たhideさんならではの発想だろう。僕には想像付かない世界観。 クライマックスは光が飛び交うイメージで覆われた映像で観たいと思わせるスケールの闘い。ここは現実的な洋画より、幻想的な日本的要素に溢れている。僕は「幻魔大戦」を思い出した。あの愛すべき意識体がベガを彷彿させた。「優しい清い心」これを持ち続けることが生きる上で最大の財産。普遍的テーマを当初おどろおどろしいと思わせたホラーというジャンル作品にしっかりと投げ掛けてくれた。 作者hideTさんはこのデビュー作1発目でいきなり新作セレクションに選出された才能の持ち主。今後の作品に期待を寄せられる大型新人である。
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まっきーさん。 素晴らしいレビュー、ありがとうございます。 いやあ、身に余るようなお褒めの言葉の数々には、恐縮してしまいます。 初めてエブリスタに登録し、この作品をアップする前に、まっきーさんの「カタストロフ/背徳の日々」を読ませていただき、衝撃を受けました。これほどの作品を書かれている人がいる。自分も心して取り組まなければ、と気持ちを引き締めました。感謝しています。 「カタストロフ/背徳の日々」だけでなく、数々の素晴らしい作品を書かれている先輩、まっきーさんを見習い、がんばっていきたいと思います。 これからもよろしくお願いします。 改めまして、本当にありがとうございました。
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お疲れ様です。 本当はもっと長いレビューだったんですけど1000文字を超えてしまって、あれはショートバージョンなんですよw 逆に短くまとめるのって難しいですねっ。 次回作も読ませてもらっています。「レイザーバック」みたいなの想像してますw モスマンも僕の中で燻っている謎なんですよ。あれは何だったのかなぁと。 とにかく読んでくれるファンのために頑張りましょうネ!
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