あおい 千隼

レビューを失礼します。 学校。教室。授業風景。 教師と生徒のやり取り、指名され立たされた主人公がクラスメイトから失笑を買うシーンなど、自身の過去を思い出すよう脳裏に浮かびます。 席近くの男子が主人公にだけやたら嫌絡みをする。 だけども2人になるとうって変わり優しく振る舞うなど、ほのかな恋と思春期のちぐはぐな心の置きどころのなさが描かれていて微笑ましかったです。 後半以降は怒涛の展開になるわけですが、読み終え考えますのは 「子には未来があり親によって良くも悪くも変化する」 ですが 「親もまた1人の人間であり広辞苑のように完璧な道しるべにはなれない」 とそれぞれ家族の有り様は三者三様かと理解した次第です。 人生に対する価値というのは決して学歴だけでは測れませんが、いつかまた学べる環境がめぐってくるのでしたら打ち込むのもいいですね。 主人公の取った行動は衝撃的でしたが、それもまたひとつの愛の形かと思いました。 愛ゆえに──というフレーズが浮かびますが、苦労をしてもいつか振り返り笑って思い出せる日がくることを祈ります。 そのときは素敵な家族として。 素敵なお話。 ありがとうございました。
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あおいさん。こんばんは(^。^) 『川の調べが聞こえる』に貴重なレビューをありがとうございました☆ 高校時代は図書室から出なかった私ですが、実は女子には人気でした。 恋愛に疎く。引っ込み思案で。 あまり距離が近づけなかったのが、今では作品になっているのかも知れません。 愛には形がない。というのが今では持論になりつつあるかもと思います(^○^) 素敵なレビューありがとうございました。
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