折梨 平

描写で魅せる、世界観から包み込む、空気感で躙り寄る。こういう作品は、読み応えがあって、好みです。 序盤にはホラーを感じさせつつ実は全くそういう作品ではなく、中盤の運命の二人のモノローグは雰囲気を一変させ、そこで感じた愛の転換が終盤にかけてさらに変化を起こす‥‥見どころも多いのに、一貫して主人公の男性が様々な意味で「純粋」だからこそ、切なさを孕んだ人間ドラマが織り成されたのだと思いました。 個人的に、終盤の主人公と女性の語り合い、やり取りが好きです。良フレーズや名言、秀逸な描写が沢山あって、痺れました。
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折梨くん、素敵なレビューありがとうございます! この作品はちゃんと描写をしようと取り組んだ最初の作品だったりします。 楽しんでいただけたようで嬉しいです^^ お読みいただきありがとうございました♪

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