ほんこん

誠に僭越ながら、イベントに参加させて頂きました御礼の代わりと致しまして、星埜銀杏様作品「カクリク・カク」についてのレビューをさせて頂きます。 頭脳明晰かつ中性的出で立ち、主人公として王道を行く七神銀(ななかみ ぎん)と、下世話で三枚目、世の男達のある意味最も本質的な一面のみを狙って抜き出した「男の中の男」にして性別不詳の謎の存在、六寺金太郎(むでら きんたろう)のコンビが織り成して行く物語。ストーリーとしてはまだ序盤の序盤の段階ですが、コンビ物の王道を行く落差の大きい二人の行く先に興味を抱かずにはいられないスタートとなっております。 文体の特徴として、本作品では登場人物に多くを語らせ、会話間に情景描写を最小限かつ不足無く手法を用いておられ、非常にテンポ良く読み進めて行ける印象を受けました。これに留まらず他作品(同作者「三分で読めるお話」等)では地の文のみでの進行もあり、これらの作者様の表現手法幅の広さを鑑みますと、今後が一層楽しみに思えました。 今後の展望につきまして、見所となるのは、冒頭でも申しました通りコンビ物の王道を行くからこその展開の選択にあるのではないかと思います。このまま王道を突き進むのか、意外な展開へと持ち込まれるのか。楽しみに更新を待ちたいと思います。
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どもども。ほんこんさん。 素敵なレヴューありがとうございます。キャラ命で書いていますのでとても嬉しいです。ほんこんさんの作品は最後まで読んでレヴューをする予定なので少々お待ち下さいませ(*´Д`*) 今回は本当にありがとうございました。これからも良かったらよろしくお願いしますです。はい。
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こちらこそ、拙作をお読み頂きましてありがとうございます。 当該作品のみならず、星埜様の作風は登場人物に対して深い愛情を抱いておられることが如実に伝わって来るようで、読了後ふと暖かい気持ちになれる所が印象的でした。私に最も足りていない部分ですので、本当に勉強になりました。 今後とも宜しくお願い致します!
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