西 東

「姫」であるにしろ婚約者である「王子」にしろ、純粋だったから諦めや区切りを付けられずに妄想の中に生きる選択をしてしまったのでしょうか。 端から見れば互いに違うものを見ている二人は不幸せでも、当人にして見れば案外幸せの中に生きているのかも知れませんね。 しかしこの話、夢を追うなら他力本願ではなく、自力で良く考え手にしようと告げている様にも考えられます。 憐れな姿を晒している二人は、黒いローブの男の言葉に従ってしまう楽な選択をしたとも見えますから。
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西東さん、嬉しいレビューありがとうございます(^_^)その通りかもしれません。幸せも不幸も、その人たちの考え方次第だと思います。いつも色々な考察をしていただけて嬉しいです。他力本願。確かにそうだと思います。書いていて良かった、と思えます。
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