不思議な気分になりました。 読み終えて、ああ、なるほどそうか、と溜飲を下げ、 少し寂しげになり月を見る。 やるせないよなあ、だけどなあ。 ことばとか出すものにだとか通じなくてもなあ、 思うそれだけで、いつかに、まにまに、 いつか添い遂げられるもんだと信じてしまいたい。 今生のうちに愛しいなんてもう浮かばないなんて どうかつれないことは言わないでおくれよ。 フッと頭を撫でたげて欲しいけれど、 あの子の夢の話なんだろうなあ、それはきっと。 なんだかひとりごちりながら 今宵の月を思い浮かべるのです。 味わい深い物語でした。
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おはようございます! kidさん、レビューありがとうございます♪ kidさんのレビューは、それ自体がポエムのようでいつも素敵だなぁと感心してしまいます。 わたしはどうも短絡なハッピーエンドより、ちょっとやるせない感が残るものが好きなのかもしれません。でも、幸せを願わずにいられない。そんな感じ。 お読み頂き、ありがとうございました!
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チルさんの結末には、幸せにしてあげたい願い、想望が込められている感じがして、読み終えたのち特に思慕を重ね、募らせてしまいます。
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