樹乃 ななせ

水槽の中を漂うような美しく儚い、それでいて火花のような熱さをも感じさせる物語でした。 触れたと思ったらふわりとかわされ、捕まえたと思えば遥か遠くに見える。そんな危うい人間ドラマを見ているようでした。 二組のカップルが仲良さそうに水族館を歩いている様子は、足を運べば見られる光景。しかし、その心まではわからない。 言ってしまえば全てが壊れるかもしれない、その危うさに胸を掻き乱され読み手を惹きこむ。読む手が止まらない展開に、心から面白いと感じました。 素敵な時間をありがとうございます。拙いレビューで申し訳ございません。何度も読み返したい作品です。
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素敵なレビューありがとうございました。 青春の中の青い空間での危ういバランスと緊張感が伝わっていたら幸いです!
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