西 東

SFとしての細かな設定が随所に散りばめられながら、今の私達と変わらない登場人物にほっとします。 惑星と惑星を、それこそ電車に乗って隣町にでも行く様に行き来しながらフミタケくんの心に在るのは思春期の焦燥感で。 それこそ銀河全てが名を知るだろう両親のユカリ、エリカの名前にすら苛立つ様子や護衛が居るから自由もないと不貞腐れる姿が等身大なのに好感が持てますね。 普通のヒーロー物語ならば格好良い容姿にされそうな人達が、腹が出てきたとただのおっさんと変わらない姿で描写され、彼等が戦おうとする理由も勝ち取った平和を壊されたくない為。 権力も支配する事も対して望まないのに、否応なくキナ臭い世界に引き込まれる人達が悲しく思えるのですか、おおらかさがある為に悲壮感は少なく前向きな力強さを感じました。 終盤、一つのテクノロジーを巡っての争いが途方もなく壮大な時間と世界を見せてくれる展開は好みです。
1件・5件
有り難うございます( ☆∀☆) レビュー頂けるとは・・・ どうにも旬を過ぎた作品になってきました アハハハ 新作いるかな? (//∇//)
1件4件
鯛之島さんへ 今晩は。 コメント有り難うございます。 今は宇宙を舞台により異世界舞台が流行ってますよね。 話の風呂敷ガンガン広げていくタイプが好きなので、中武とピエールも絡んだし続くなら読んでみたいです。 (^^)
1件3件

/1ページ

1件