斎宮青子

 インターネット上に数ある一人称小説の中でも、私の中で断トツで面白い作品です(私がいうのもおこがましいですが)  一人称でだらける小説が多い中、主人公と周囲の人物像の区別がはっきりしており、どこか他者視線の心情など読みやすくて分かりやすいです。脳内に映像が浮かび、走っているほんの一瞬の風の匂いが伝わる様な、爽やかでちょっと胸が苦しい作品です。  続きが気になりますし、何より加速と失速を絶妙に繰り返す彼らの先を見届けたいです。
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ありがとうございます。 この先、かなりだらけますのでご安心を!

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