しおんぼん

自分自身で『オトコオンナ』と評している通り、確かにサバサバしていて男勝りな主人公ですが、言動や行動の端々が『女の子』で、思わず可愛いと呟かされました。思春期から始まる女子の世界と男子の世界の隔たり、どっちの世界にも上手く属せずに揺れ動くイレギュラー。一度でもそういう感覚を味わったことのある人ならば、どこか懐かしい。当事者ならば、胸が痛くても読むのを止められなくなるのでは。ふとした瞬間に落ちる恋、それに悩んで、突っ走って、泣いたり笑ったりして、それでも幸せ。そんな等身大の思春期が、心を掴んで行きました。

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