以煦子

《創作について呟く》  ずいぶん前に朝の情報番組で「女子中高生の間で人気急上昇中の歌手」の特集がやっていた。  その中でインタビューを受ける女学生達は口を揃えて「歌詞がいい」「共感する」って言っていたのね。  だがその歌手は歌詞の作り方について「こういうことを言えば今時の若い子は喜ぶ」という意味合いのことを言っていた。実体験でも何でもなく、頭の中で全て作り出したことなんだって。  それを見ててすごくモヤった。歌手に対してではなく、若い子ってそんなのにコロッと引っかかっちゃうんだなーって。  ちなみに自分はその歌手の考え方は嫌いじゃない。寧ろ大好き(笑)。マーケティングっていう観念では正解であり正義だからね。  昔聴いてた音楽が今の自分に響かないとか、若い子の間で流行っている曲が自分に合わないのは、その歌詞よりも自分の経験が上回ってしまったからっていう説をどこかで読んだ気がする。それで何となく納得した。  今でも昔の曲を「いいな」って感じるのは、当時の思い出補正が入ってるからとも思う。  でも思い出補正でも何でもいい。それくらい心に残るものがあるって良いことだな。

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