こんにちは、御景紫苑といいます。 拙いながらもレビューを書かせていただきます。 タイトルや作品説明などから惹かれて読ませていただきましたが、短いページ数ながらも2年2組の異様な雰囲気や謎など、いろんな要素がぎゅっと詰まっていて引き込まれました。 挨拶をしない生徒達に苛立つのも、指導する立場の先生なので分かりますが、平手打ちをしてまで挨拶をさせようとする先生も怖かったです。笑 小学生の子供達は特に怖かったでしょうね。 怯えながらも頑なに挨拶をしようとしない生徒達の様子から、単純に先生を困らせたいわけではなく誰かを庇っているのかな、と思っていましたが(堂本くんの様子から特に)、作品のあとにあった解説を読んで納得しました。 みんな凄くいい子だなあ、と感じました。横尾くんには幸せになってほしいですね。 こういう解説があるのも、お話を一度読んで分からなかった点に気付いて、二度三度と読み返してさらに新しい発見をするような、小説ならではの楽しみ方が出来て個人的には好きです。 先生達がどんな場所に行ってしまったのか分からないのがまた怖いなあ、と思いながらも読みやすい文章でとても面白く拝読させていただきました。 素敵なお話をありがとうございました。
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コメントありがとうございます。

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