後を引く、って言ったらよいのでしょうか。心にひだがあるなら、そこを触られたような妙な感触が残ってしまう、そういう作品だと思いました。 女から仕掛けられた罠なのか、それとも男の方のこだわりなのか、夏が来る度に蘇ってくる音の記憶。目ではなく、耳に残る記憶ってところがこの小説のミソですね。
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コメントをありがとうございます。後を引くとは大変嬉しいです。男も女も自分のこと気にしてほしがりで、互いに小狡い話でした。
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