るたお

記憶の中の少女と少年は、確かに色のある世界にいた。成長した少年は異国の地、カンボジアに単身向かう。モノクロの世界しか映さなくなった彼の瞳を見抜いた老人は予言のような言葉を残した。『探しなさい、赤い色の誰かを』 雨と色、生きることを巧妙にリンクさせた物語、大変素敵な作品でした。

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