彫石 始遠

若さの青、沈鬱な青、煌めく青……様々な青が散りばめられた街が立体的な描かれています。 デザイナーのショーが印象的です。特に最後の青の種類について語る部分は何処か象徴的でもあり、この青の街に一層の奥行きを与えているような感じがしました。 一人称小説でありながら、主人公の視点・内面に終始して閉鎖的になっていないのが素晴らしいです(あと、高村君のいい意味での青臭さも)。 余談ですが、最初彼は人事主任の非嫡出子だと思っていました。 あと三話ほどあるということで、次はどういった青が見られるのか、楽しみにしております。
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彫石 始遠さん、素晴らし過ぎるレビューをありがとうございます! 多少なりとも楽しんでいただけたなら、かけこみ乗車の危険を犯したかいがあるというもの^^ 青という色にはいい意味と悪い意味があって、そこが面白いですよね。 安らぎを与える色であり、陰鬱な気持ちにさせる色でもある…… 青について調べていたら、面白いネタがけっこうあって、それを何らかの形にできたらーーと妄想が膨らみました。 その意味で、参加して良かったって思っています。 おぉ、非嫡出子! それもいいですね! 雰囲気がガラッと変わりそうです。その場合、肩書きは人事部長だなw 引き続き楽しんでいただけるようがんばります。お楽しみに^
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