折梨 平

奇跡が起きる訳でもない。魔法や必殺技を繰り出せる訳じゃない。普通の高校球児の最後の夏が終わってからの、ある夜のエピソード。でも、それこそが主人公にとっての高校野球のクライマックスでした。 共に三年野球に励んだ仲間との友情、才能ある後輩との関係、思いやりあるマネージャー、全てが青春そのものを描ききっている短編小説。 素晴らしいです。登場人物とほぼ同年代の時にこの小説を読めて、とても幸せでした。ありがとうございました。

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