あいかわらず素晴らしい… 以前、読ませてもらった二作も、どちらも完成度が高く、とくに『命の味』は胸の奥を切りさかれるような痛みをともなう、読後に深く考えさせられる内容でした。 しかし、この作品はそれ以上ですね。 作者さまは鬼才と言っていいです。 エブリスタのなかでも、素敵な作品、心温まる作品、うまい作品、面白い作品は多々ありますが、「これはスゴイ!」と思える作品に出会うことは稀です。この作品は文句なく、スゴイ。 エブリスタで投稿されているかたの多くは、できたらプロになりたいな、なれればいいなと思いながらチャレンジを続けている人でしょう。 まずデビューできるだけで羨ましいかぎりですが、そこから語られる挫折感や焦燥感などには共感が持てます。 素敵なヒューマンドラマに落ちつくかと思いきや、物語はそれだけでは終わらない。一筋縄ではいかない着地点のさきに見えたものは……。 彼はきっと少年時代のコンプレックスが強すぎて、今の自分の実力を認識することができていなかったんでしょうね。もっと努力しなければ、もっと、もっと……という強迫観念に囚われていたのでしょうか? なんとも哀切な作品でした。
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東堂様、読んでいただきましてありがとうございます。そしてレビューもいただきまして、ありがとうございます! 本当にもったいないお言葉で感謝しております。自分が伝えたいと思う部分を伝えることができているようで、安心致しました。 僕にはまだまだ書きたいことがたくさんあって、色々と心を乱すような作品を投稿するかもしれませんが、読んでいただけますとありがたいです!
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いえいえ~ なんでか、山川さんの書かれる話は、いつも、僕の好みのどストライクに突き刺さりますw 痛みや悲しみ、孤独感、そういうところのツボが似ているのかもしれません。 山川さんの直球の作品を読むと、最近、自分は妄コン用に、いい話でまとめようとしてるなぁとか、逆に気づかされました。 次回作も期待していますね*\(^o^)/* 論文の合間にでも、ムリないていどに執筆してください。 では、また~
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