実際にある駅、ありそうな店、ありそうなアパートと来て。つまり日常を淡々と描いていると思いきや。そこからの展開が秀逸で、圧倒的な性描写に翻弄されるうち、意識は宇宙に舞っていき、最後は、案外、こういう話って「有り」じゃないかと思わせる。日常からの一時的な遊離が彼女が日常を生きるには欠かせないアクセントなのかもしれない。一種のパラドックスがここにある。
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コメントいただきありがとうございます! この物語、実はほぼノンフィクションなので細部まで描写することにこだわりました。
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わぉ!ノンフィクションだったんですね。びっくりです! どうりでリアルな部分が!
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