折梨 平

まず、すごく面白かった! 二つ目に、チャレンジな作品。 三つ目に、これは小説なのか?と。 勿論、悪い意味ではありません。エブリスタの投稿機能を使った小説作品に間違いはありませんが、その構成は異質。会話文のみで描かれた世界は、その端々から感じる「雰囲気」で想像が膨らみました。 なので、会話文で構成された作品ですが、脚本とは違う。やはり、小説でも脚本でもない、奥読みをいざなう素敵なチャレンジ作品でした。 内容です。男子高校生の二人、タイトルから放課後とは読み取れますが、それ以外は会話から推測し妄想すると‥‥季節は二月の数日間。下校時に自転車の二人乗りでコンビニに立ち寄る数日間。二人はバスケを通じて信頼し合う仲(会話の熱の入り方で推定)。しかし、一方はバスケを辞めていて、一方の恋愛を絡めつつ、微妙な空気感を友人同士だからこその思いやりで扱いきれなくなってる、という、どこか滑稽さや切なさまで読み取れました。 登場人物と同年代ですが、この会話の空気感はこの頃の男子特有の感じがよく出ていて、なんか、ちょっとくすぐったくも感じました。 うーん、なんか凄い作品に出会ってしまった。 ほこほこさ、とか、キュン、とも違う未成年っぽさがよく出ている短編作品です。ありがとうございました。
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レビューをありがとうございます。 踊りたいほど嬉しくなってます。 そですね、これは小説ではないのかもしれません。イメージをしてもらいたくて。 でも、フィクションです。 だからリアル高校生の折梨さんが、イメージをしてくださったことが、本当に嬉しいです。白々しい世界ではなかったのなら良いのですが。 読んでくださる方と一緒に作品が作れないかと、いつも思っています。私の文章から、読んでくださった方の脳内に映像が見えるような物語をこれからも目指していきたいと、このレビューを読ませていただいてあらためて感じています。 ありがとうございましたm(__)m
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