西 東

今回は珍しく先野光介が三条愛美と共に不思議な事を目にしていますね。 遺産相続の場でのぎすぎすした雰囲気は嫌な感じがしましたが、暗号と考えられる方角と数字の組合せに何があるのだろうと興味を引かれました。 方角にしろ数字にしろ普通には使わないだろうと教えていましたが予想は間違っていました。 それにしても今回はいっそう不思議な展開で読み終えてからの疑問も多く残り、その疑問に思う部分が、一体あれは何だったのかと仕事を終えた後の先野光介や三条愛美が奇妙に感じるままの気持ちを一緒に味わった気分です。
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いつも丁寧なレビューをありがとうございます。 このシリーズも7作目となり、よくここまで書いたものだな、と感慨深いものがあります。 今回、先野が担当する依頼は、遺産相続に関するものです。 これも興信所に相談するものとしてありそうな感じがしますが、それはさておき、いつものように奇妙な出来事がからんできます。 構想した当初は、あまりひねった謎でもないので15000文字ぐらいで終わるかな、と考えていたら、どういうわけかシリーズ中もっとも長い27000文字を超えました。そのくせ、謎の解明は今一つすっきりしない。 超常現象に明確な説明を求められても答えはもらえない、というのが現実で、あとは読者に想像
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赤羽道夫さんへ お早うございます。 コメント有り難うございます。 このシリーズは、常に答えが二つあるミステリーとも思います。 すでに七作目になったのですね。 続く作品も楽しみです。 (^^)
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