二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 自社商品よりも真っ黒なコーヒーサーバーのレンタル会社に勤務する神野志都…… そんな彼の家に転がり込んできたのは、かつての同級生「みない あかり」…… かつて絵描きを目指していた男の家を中心に始められた、挫折した小説家による奇妙な[取材]という名の[共同生活]は、やがて、二人の[夢の再生]と、そして、美しくも哀しい恋へと変化していった…… 一見、ラブコメ風な出逢いから始まり、片や、同僚女性社員(の彼氏)や、自分の上司を通じ[夢の再燃]、片や、親の決めた相手との結婚を承諾しつつも自身の[夢の再生]、志都とあかりそれぞれの物語として展開し、そして最後は、互いに引かれつつも、離れなければならない哀しい恋物語として昇華しております。 日光へのドライブ…… 置き手紙代わりのネタ帳…… そして、別れとともに始まるそれぞれの[夢]への再出発…… 感動の物語でした♪
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二瀬幸三郎さん 本当に素敵なレビューをありがとうございます。 制作をこんな風にご評価くださいまして、とても嬉しいと同時に恥ずかしくもあります。 気持ち悪いと思っていたあかりの世界に触れていくうちに神野くんだけでなくて、周りのみんなが少しずつ変わっていく、そんな物語になりました。 そしてクリエイターには皆、こんな朝焼けのような世界があるのではないかと思えてなりません。途中から物語が自分の手を離れて勝手に進んでしまったので、読み返しても書いた実感がなくて、そして今でも胸が苦しくなります。 ひと月ほど仕事の関係で新しい作品を書く時間がないのですが、それを過ぎたら今度は迫力がある物語でも書こう
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