イベントに参加していただき、ありがとうございます。 拙いレビューですが、ご容赦ください。 恋愛ジャンルになってますが、ミステリーを読んだ読後感です。 逝ってしまった彼女の気持ちが良く分かります。 正論は時に人を傷つけます。誰しもが正しくは生きられないのです。もちろん、正しくありたいとは思うのでしょうが。そんな人にとってみれば、接する度にナイフで刻まれていくような感覚なのでしょう。反論もできません。だって自分は正しくないのだから。 でも過程はどうでれ、結局最後まで立っていた方が正しいとも感じました。最後まで立っていれば、正しくないことも正しくなります。 退場してはいけないのです。 死んだ人間には何もできないのだから。 主人公は正しさを武器に、したたかさも身につけていきます。憧れだった正しくない彼女への優越感から。これに至る描写は迫るものがありました。 良くまとまっていて、読み応えのあるお話でした。 ありがとうございました!
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九丸さん 九丸さん、素晴らしいレビューをありがとうございます(≧∀≦) レビューを読んでいて感動して涙が出てきました(p_-) 本当に九丸さんが仰る通りなんだと思います。 特に、退場してはいけないのです。 死んだ人間には何もできないのだから。 という言葉のところで、うるっときてしまいました。 実は『夏月』の前半部分は、私が20歳代前半くらい、就職が決まらないまま大学を卒業した頃に書いたものを修正して書き上げました。("夏月"のお葬式と、千春との蝉の会話の辺りまで。"夏月"のお葬式で、急に雨が降ってきたシーンは若くして病気でこの世を去らざるを得なかった叔
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とんでもないです(>_<)
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