【コメント】

ラプソディ・イン・ブルー

「パイロットフィッシュ」に登場する桜井さんが主人公の作品(「ラプソディ・イン・ブルー」「Substitute～翳る恋」「PRESENT」)は、『不憫な片想いが大好物！』という方に激烈プッシュしたいです。相当な不憫さです。甘っちょろいのじゃもう満足できない！皮下組織をじりじりと焼くようにもだえ苦しむ葛藤がイイ…！と、いう上級者向け。もちろん「これから上級者になりたい！」という方にもおすすめ。三作品を読み込むにつれて不憫さと不器用さとすれ違いが凄まじくなっていくので、「なんで！？なんでなの！？なんでぇぇぇえええ！？」と前のめりになり、画面にむかって叫び狂うこと間違い無し！不憫で不器用ゆえの苦しみを味わい、愉しみたい方は是非！！作者さんの意図とは違うかもしれませんが、「PRESENT」→「Substitute～翳る恋」→「ラプソディ・イン・ブルー」→本編「パイロットフイッシュ」とあえて、逆行する読み方も面白いのではと思います。それはそれで正規ルートとはまた違った苦しみ(悦楽)が味わえると思います！とにもかくにも桜井さんの視点で見ると本編が"回避不能のトドメ"なので、最初にトドメを食らっておくか、あえて最後に食らうか、お好きなほうをオススメします。いってらっしゃい！(にっこり)

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