三坂しほ

日記に交互に綴られる、少年少女の淡い恋物語。 勇気が出せなかった日には後悔したり、少し話せた日には舞い上がったり、寝巻きを見られた日には落ち込んだり。一喜一憂しながら成長し、少しずつ進展していく関係性が綴られていて、思わず笑みが零れます。 私も若かった頃は、恋心を密かに日記帳に綴ったものです。そこ頃のちょっぴり切ない恋心を思い出し、懐かしさに浸れました。 作中に登場する詩も、登場人物の気持ちをよく表した高校生ならではの爽やかさが描かれていてとても瑞々しい。 勉強に部活に恋愛にと全力で毎日を駆け抜ける、愛らしい男女の青春の一ページを覗くことができる素敵な作品です。
・1件
コメントありがとうございますm(*_ _)m これからも高校生だからこそかけるものを書いていき、この世界観を共有してくれればありがたいです\(^o^)/
1件

/1ページ

1件