少年が大人になる前の、人生のうちのほんの一瞬。 少年の恋というにはまだ淡い「あの子、いいよね」という想い出が、お笑いと可愛いエロ(!)をスパイスに語られます。 ラストシーンは少女みゆの運命と、少年の幼い優しさと強がりに胸が締め付けられます。 笑って読んでいたのに、読後はちょっと響く真理が心に残る作品です。
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素敵なレビューありがとう。深読みしていただいて、言葉にできません。
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気に入っていただけたようで、ホッとしました。 みゆちゃん、どこの学校にもいる、可愛くて気取らない愛されていた子というのが、最後で浮きぼりになってきますよね。 主人公が持ってるお金をはたいて、カードを備えるけど、一人涙をこらえるところ、レビュー書くために読み返して、やっぱりホロリです。 レビューにもそのへんを書き込みたかったけど、筆力不足でかききれなかったです。 じろろんさんの話は、女の人への愛とどこか哀愁…が感じられるところが好きです。 というわけで、愛と哀愁の代表作、「君といた夏」も好き。 ではでは、また(^^)
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