名無し

ページを捲る度にゾクゾクする作品ですね。 アウターゾーンシリーズや高橋葉介氏の学校の怪談に似た雰囲気を感じます。 オムニバス形式となっておりますが、ただの一話完結ではなく根底では流れが繋がっている所も大変面白く感じます。 人間の欲望というものは尽きることはありません。 ですから、人間が生きている限り、この欲望の部屋の扉をたたく者は後を絶たないのでしょう。 そうして、自ら破滅を招く者達も。 そう、欲望に身を預けた者達の末路はこの作品では悲惨なことになっています。 それでも、ページを捲る手が止まらないのは、きっと筆者様に読ませる力があるからでしょう。 とても面白い作品でした。 可能でしたら続きも読みたいです。

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