苺飴

『クマさんに愛されて困っています』完結お疲れ様でした。 上京し社会人デビューした怜くんと、クマさんこと藤原さん……藤原さんの人柄が本当に素敵で、どんどん大好きになりました。 上京したてな上、大家族から離れての独り暮らし……きっと『都会だー!』『誰にも何も言われず大好きな恋愛小説をこころゆくまで読める!』と思ってたと思いますが、寮に入ったとたん出会ったのが藤原さん。 藤原さんはとても人が良く、きっとこの時は(も?)大量に届いた荷物や来たばかりで慣れない新寮生を心配して待っていたと思うんです。 でも怜くんを見た瞬間に一目惚れ! 上京したての怜くんに告白してしまって……これが良かったのか悪かったのか……。 可愛い見た目とは裏腹に意外と口が悪い怜くんと、柔道で金メダルを取るほど強いのに、どんな時でも穏やかで柔らかい雰囲気の藤原さん。 藤原さんの、今は亡きお母さんの『あなたは身体が人より大きいから……誰よりも腰を低くしなさい』の言葉……藤原さんへの深い愛情をとても感じました。 まるで怜くんの大好きな恋愛小説から飛び出してきたみたいな小塚さんとの三角?関係や、ちょっぴりユニークな森さん・丸山さんやまんぷく亭のおばちゃん、藤原さんとの素敵なお出かけ(デート)も楽しかったです。 藤原さんの突然の告白に戸惑った怜くんの『えええっっ?!』から始まった2人の関係ですが、胸がギュンとくるような切なさではなく、当たり前の日常なのに少しずつ色付いてくるような、美味しいものを美味しいねと食べあって、好きなものを素敵ですねと共感する、そういう笑いあったり優しい気持ちになる時間の積み重ね……それが相手の事を好きになっていく事に繋がっていくんだな……と思いました。 ほのぼのと優しくてあたたかな気持ちになる、素敵な作品をありがとうございました。
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わーーい! レビューありがとうございます!! キャラクターを好きになってもらえるのは本当に嬉しいです! 脇を固めるキャラクター達にも気に入ってくれてありがとう! 恋愛小説が大好きな怜君が、ドラマチックなアレコレよりも、心を通わした積み重ねに恋心を覚えるのがポイントな物語。 楽しんでもらえてよかったです(*^^*)
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