ゆーき

 主人公が黄泉比良坂で客(死者)をもてなす店主で、実は長い間生死の境をさまよっているという設定が意外で良かったです。  ただ、短編でも読者に印象を残す為の伏線や演出がもう少し欲しかったかなとは感じました。特に客の死に関するストーリーにはもっと意味合いを持たせたかったです。  また、主人公がいじめられていた事に対してどう感じているのか、生き返りたいのか、死にたいのか、それとも今のままがいいのかといった心情が理解し辛いので、主人公に対して自己投影や感情移入するのができなかったのも気になります。  と、いろいろと偉そうな事を言ってしまいましたが、読みやすくする工夫がされていて気持ち良く読了することができました。  次回作も楽しみにしております。お互い創作活動頑張りましょう(≡ω≡)b

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